恋愛初心者が東京の料理教室に参加してみてわかったこと
都内在住の29歳・男性です。
21歳の時、友人と二人で料理教室に参加したことがあります。
目的は女性との出会い。
恥ずかしい話、20歳を過ぎても女性との体の経験が無かった僕たちは、
大学に入ってもなかなか彼女を作ることができませんでした。
その様な状況を打開すべく、料理に対する興味が全く無いにも拘らず、
出会いのチャンスがあると耳にしていた料理教室に参加したのです。
結論から申し上げると、惨敗でした。
参加した料理教室には、僕らの他に、
同じような年齢の女性の二人組が参加されていました。
ライバルがおらず、同世代、加えてルックス的にも
平均以上と申し分ないシチュエーション。
けれども、女性慣れをしていなかった当時の僕らは、
初対面の女性に対して気の利いた会話を展開することができませんでした。
料理に対する引き出しや関心も無かったこともあり、
2時間ほど続いたレッスン及びその後の会食は、
女性陣とほとんどコミュニケーションを取ることができずに終わりました。
結論として、恋愛初心者は街コンや相席居酒屋等の出会い目的のイベントで
自らの恋愛力を養うべきだと思います。
習い事等の”自然な出会い”に走りたくなる気持ちもわかりますが、
その様な状況においては皆さんの素のコミュニケーション力が試されます。
一方で、出会い関連のイベントでは、
女性も出会いを求めている為、
コミュニケーションのハードルがぐっと下がるのです。
また、習い事そのものに関心が無ければ、
その習い事を続けるモチベーションも上がらないと思います。
地方での婚活パーティーはとにかく攻めが必要!
都内で1年、地方で2年ほど婚活をしました。
その結果ですが、やはり都内と地方では大きな差があります。
そもそも参加人数が全然違いますので、
それだけ地方は争奪戦が激しい傾向にあるんです。
都内の場合、基本的に自分からいかなくても
男性から声をかけてきてくれることが多かったので、
その中で気の合いそうな人とカップルになるというのがいつもの流れでした。
というのも、やっぱり容姿が良かったり収入が高いなど
条件の良い人って争奪戦になりやすいのでエネルギーをすごく浪費するんですよね。
そのため、結局のところ自分に興味を持ってきてくれた人と
話してみてという流れになってしまっていました。
しかし、地方ではそうしているとすぐに相手を取られてしまいますので、
自分からどんどん攻めていく必要があります。
いいなと思った人は自分からすぐアプローチをかけていかないとダメなんですよね。
最初は地方に来たことで婚活もうまくいかなくて悩んでいましたが、
都内と地方は全く正攻法が違うなと思いました。
音楽サックス教室でたくさんの出会いがありました
20代半ば、仕事にも慣れて余裕が出てきた頃、
ふと、習い事でもやってみようかなと思うようになりました。
当時お付き合いしている男性もおらず、家と職場を往復するだけの日々に、
少し刺激が欲しいなと思ったのです。
そのときは、結婚や恋愛目的ではなく、
広い意味で、いい出会いがあればいいなと思っていました。
選んだのは、習い事を紹介する専門誌で見つけた、ヤマハの音楽教室。
サックスをやってみることにしました。
初心者コースの教室へ初めて行ってみると・・・
同日から習い始める、自分と似たような、20~30代の社会人たちが集まっていました。
皆普段は立派な社会人ですが、サックスに関しては全員が全くの初心者、
先生にドレミの音階から教わりながら、和気藹々と教室を楽しみました。
ほかの曜日にも同様の初心者クラスが有り、
どのクラスもメンバーは似たようなもので20代の社会人が中心
(定年後のおじ様も数人いらっしゃいました)。
発表会のライブでは他のクラスと合同で演奏するので、
20人以上で一緒に練習をすることになります。
教室の時間以外でも希望者で集まって練習したり、本番のあとはもちろん打ち上げもあったり。
また、先生が参加されている音楽グループのライブを皆で見に行ったり・・・
と、週一回の教室の時間以外でもメンバーたちと集まることがけっこうあり、
若い男女の集団ですから、そこから自然にカップルも生まれていきました。
そしてそのカップルが結婚するとなると、
結婚披露宴に教室のメンバーでサックスの演奏に行ったり・・・。
音楽教室は、普段接点のないような様々な職業の人たちと出会え、
楽器を一緒に習っていくことで自然と親しくなれ、出会いの場としては最高でした。
私自身はいろいろありつつもそこのメンバーとは結婚には至りませんでしたが、
大切ないい思い出となっています。
東京のカルチャーセンターで謡曲と仕舞のお稽古
子供の頃から親が家で謡の練習をしていたので、
自然と謡曲に興味がありました。
大学生になってから、カルチャーセンターで謡曲のコースがあるのを知って参加してみました。
平日の午前中、月に2回ですから、リタイヤしたおじいさんや、
昼間時間のある年配の奥様が多い雰囲気でした。
20代は私だけ。
とても出会いがありそうにないお教室でしたが、若い女の子が珍しいのか、
みなさん何かと親切にして下さり、楽しく通うことができました。
そして、年に2回の能楽堂での発表会。
楽屋ではいつも一緒にお稽古をしているおばさまたちが
和服の着付けまで面倒をみて下さり、
たまの和服にウキウキしてロビーに出ると、
今度は次から次へとおばさまやおじさまたちに家族を紹介されるのです。
これにはびっくりするやら緊張するやら。
「まだ独身なのよ」
「お嫁さん募集中よ」
って…。
え~っ?まるでお見合いじゃないの。
こんなことになるのがわかっていたら、もう少し美容院とか行って
きちんとセットしてもらったりしておくんだった…。
と少し後悔しました。
宝探しゲーム大会のボランティアで出会いました
市の毎年恒例イベントの中で企画された家族参加型の宝探しゲームの
ボランティア協力者を市政だよりで募っており、
たまたまその当日が連休中だった私は、
企画から参加できる内容に興味があり参加しました。
市役所や公民館、体育館などが集中して建っている中のどの位置にどんな仕掛けを作るかなど、
作り甲斐があるわくわくするような内容で、
集まったボランティアの人と頭を悩ませました。
その中にいたのが彼でした。
彼は次々とアイデアを出して企画を楽しんでおり、
仕事を聞くと仕事でもそういうイベント企画を考えるようで、
私も実はそういう系の仕事なので一気に親しくなりました。
仕事の都合をつけて何度か打ち合わせをしたり、
私は少し彼のことを気になっていたので、
打ち合わせと称してメールしてみたり、
彼も重要、急ぎではないことでもメールをくれたりと楽しみながら当日まで頑張っていました。
当日も大盛況で、大人の方からも楽しめたという声ももらえ、
イベントとして大成功にて終わることができました。
当日中に片づけを終え、あとは役所の人がしてくれるということで、
ボランティア員はその日で解散ということになりました。
親しくなっている人もいましたが、私は彼と会えなくなると考えると
前日あたりから悲しくなってきており、帰りも素直に解散を喜べませんでした。
でも彼は帰りに私のもとに来てくれて、また会おうと言ってくれ、
その日以降もメールを続け、時々会っています。
まだこれからどうなるかはわからない状況ですが、会うたびに好きになっています。